犬の白内障の目薬は本当に効かないのか?

今日のお話は白内障の目薬について!
以前の白内障の分類などをもとに
自分のわんちゃんが白内障ではないかと思っている方
動物病院で白内障と言われたが
手術までは決心がつかないという方には
この話題はかなり興味があるかと思います
点眼.jpg


現在犬に使われている白内障目薬
 ● ピレノキシン (ライトクリーン、カリーユニ点眼)
 ● グルタチオン (タチオン点眼)
 ● 抗酸化経口サプリメント (アイショットクリアetc多数)
 ● N-アセチルカルノシン (ドッグクラ〇スティルetc)
                 実名は伏せます↑

そもそも白内障目薬の効き方って?

まず、白内障の考え方の一つとして
水晶体の酸化ストレスによって起こっている
というものがあります
ピレノキシン、グルタチオン、抗酸化サプリメントなどは
この水晶体の酸化ストレスに対して
抗酸化作用を示し、白内障の進行を抑えると考えられています
N-アセチルカルノシンは白内障の白くなった部分を
溶かすことで透明にするのではないかと考えられています
白い部分を溶かすということは同時に炎症も起こります
この薬の最大の欠点は重度の副作用だと言えます
全てにおいて共通なのは
効果に医学的証明がされていないということ
証明するのがすごく難しいんだな!これが!

今までの経験上での所見をまとめると

抗酸化薬(くじらは主にピレノキシン)
効果:白内障進行抑制(未熟白内障まで)
副作用:ほとんどなし、眼瞼炎
N-アセチルカルノシン
効果:白内障治療
副作用:ぶどう膜炎(水晶体起因性ぶどう膜炎:LIU)
ってとこでしょうか
くじらは個人的には
 ● 未熟白内障までは抗酸化薬
 ● 成熟白内障以降は白内障手術か抗炎症薬
を推奨しています
例外もたくさんありますが;

じゃあN-アセチルカルノシンはだめなの?

いやいや、実際くじらの病院に来た飼い主様の中には
N-アセチルカルノシンを使用している方がいますし
効果の出ているわんちゃんもいますから
全然だめってわけではないです
た・・だ・・し・・!!
副作用が恐ろしいので必ず動物病院で定期的なチェック
受けるようにしてください
特に、すでに炎症があるような眼に使ってしまうと
緑内障や前房出血の原因になる可能性がありますので
使う前に相談するようにしましょうね^^

7 件のコメント

  1. 小梅の母 返信

    くじら獣医先生、こんにちは。うちの小梅(犬・8歳)は病院のアイチェックで白内障が発見され、ステージ1の段階です。アレルギー性結膜炎もあるので、両方の病気とつきあっています。
    アレルギーが治まってきたので、白内障の目薬だけを差していたら、今度は白目が赤くなってしまって・・・。今日、病院へ連れて行って診断してもらった結果、アレルギーの目薬、白内障の目薬の2種類を一日2回点眼することに。小梅の眼、最後まできれいな眼でいてもらうためにも通院、がんばります。

  2. くじら獣医 返信

    小梅の母様 コメントありがとうございます。
    アレルギーは季節性のことが多く、小梅ちゃんもその可能性が高いと思いますので、症状に合わせて薬を変更していきましょうね。

  3. 小梅の母 返信

    くじら獣医先生、お返事ありがとうございます。
    目薬、小梅の眼の状態を見ながらお薬変更していきます。
    アレルギーといえば、小梅、いろいろ食物アレルギーがあって、市販のご飯はあげられません。なので、オーダーメイドなのですが、トッピングだけ食べる「ズル」して困っております・・・。ついていないと食べません。
    ちなみに、トッピングは海苔と煮干(無塩のもの)です。

  4. くじら獣医 返信

    ズルですかw
    低リン血症ですから、
    海苔はあげないとしょうがないですけどね。
    うちの犬も隣についていないと食べないことが多いので
    そういう意味では一緒ですね^^;
    うちは付いてあげられないときはほっとくと
    結局食べているみたいなので大丈夫ですけどね。
    こういうのは結構、犬と飼い主の根競べに
    なりやすいものですから、気長に見てあげてください。

  5. 小梅の母 返信

    あ、「小梅」がどこの小梅かおわかりのようでw
    うちの小梅は「ほっとくと食べてる」ではなく、「ほっておくといつまでも食べない」ので、付いていないとダメなんです(汗)。
    頑固な性格で、子犬の頃、台風が2日続いてお散歩行けなかったときがありました。隣にトイレが置いてあるのに、しなくて、台風が去った後、おしっこする様子がおかしい・・・そこで、病院に電話したら院長先生が出て、「膀胱炎ですので、すぐに連れてきてくださいね」とのことで、すぐに病院へ。診察も院長先生でした。お注射打たれて、お薬もらって、家に着いたら、お注射が効いて、よりにもよって、カーペットの上でじゃぁーーー!!
    でも、小梅の「あー、スッキリした\(^o^)/」な顔を見ると怒れませんでした(^_^;)

  6. 小梅の母 返信

    小梅の白目、だいぶ赤みが引いてきました。今週いっぱいは、強い方の目薬を差して、白くなってきたら、弱めのに変えてみます。
    早く診察してもらってよかったです。

  7. くじら獣医 返信

    小梅ちゃん、良くなっているようで良かったです^^
    ピンクの目薬はまた必要になるかもしれませんので、
    冷蔵庫で保管してくださいね。
    なにかあればまたご連絡ください。

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