瞳孔が開きっぱなし、虹彩萎縮ってなに??

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昨日来た、ダックスフントくん、11歳です
かかりつけの病院で瞳孔が開いているから
眼科専門に行った方がよいとのことで来院されました

かかりつけの先生は
ダックスフントという犬種から網膜の病気を疑ったのでしょう
しかし、オーナー様に話を聞くと目は見えているとのこと
病院での視覚検査でも目は見えていますが、
瞳孔は開きっぱなしです
眼底検査でも網膜は正常の所見です。

診断は「虹彩萎縮」

 

虹彩委縮は視覚には影響のない病気

視覚には影響のない病気だと説明すると
オーナー様は安心されました。
この虹彩萎縮、年をとると多かれ少なかれ出てきます
とくにワンワン鳴いたり、興奮しやすかったりする
ワンちゃんでは重症化しやすく、
今回のように瞳孔が動かなくなってしまいます
虹彩萎縮はわかりやすいものだと
こんな風に瞳孔に穴があいたりもします
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虹彩萎縮の原因は主に炎症

虹彩萎縮が起きているということは
眼の中で炎症が起きているということです
吠えたり、興奮したりが眼の中にまで影響を与えたり、
白内障が原因で炎症を起こしていたりします
そのため、消炎剤の点眼を使うと合併症や進行の防止に効果があります

もし、散歩をしていて、眼が赤いと感じたり、
緑色に光って見える場合には早い段階で病院に連れて行きましょう
あまり放置されてしまうと水晶体脱臼の原因になったり、
いざという時に白内障の手術ができない、なんてことになりかねません

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