犬の白内障手術を見てみよう

タイムリーなことに昨日白内障手術を行いました
水晶体核がかなり硬くて苦労しましたが
無事に成功しましたよ^^
よかった、よかった!
今日は実際に白内障手術を見ていきましょう
もちろん白内障手術を行うのはいくつかの条件
クリアしたわんちゃんだけです


〇まずは眼を固定して、切っていきます
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〇前嚢という水晶体の前側をチョキン!
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〇さあ、超音波乳化吸引のはじまり~!
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〇全部削れたら眼内レンズを挿入します
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〇残った削りカスや眼を膨らますのに使った粘弾性物質は
吸い取ります
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〇縮瞳剤を使って瞳孔を正常な大きさに調整して
縫合して、おーしまい!
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思ったより簡単そうでしょ?
人間のお医者さんは大体15分くらいで終わらせます
くじらもトラブルがなければ30分くらいで終わります
でも、そうはいかないのが恐ろしいところ!
人間と犬との構造の違い、炎症の起こりやすさ
手術を行うステージの違いetcにより
圧倒的に犬の手術の方が難しくなり
結果として手術時間が延長したり
軽度の障害が残ったりします

手術だけでは白内障は治らない

ただ、手術がへたくそなせいですごい後遺症が出るっていうのは
あんまりないかなーと個人的には思います
どちらかというと症例の選択や術後管理の問題かと
要するに手術以外にもいっぱい重要なことがあるってこと
そのひとつに自宅での点眼・投薬も含まれますから
自信がない方はフィラリア薬とか白内障予防薬なんかで
練習しておいてくださいね^^

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